2011年06月15日

停電対策・電力分散に車のパーツを活用

3月の東日本大震災から始まった電力不足が原因で、いざという時の停電にも慌てないようにと、自家発電への関心が高まっているようです。あわてて、近所のお店へ懐中電灯を買い求めに走った方も多いのではないでしょうか?そういうこともあって、震災直後はしばらく懐中電灯と単三乾電池が、関東でも品薄になっていたようです。

懐中電灯は、当然ですが乾電池で駆動します。ですから電力会社から供給される送電網とは別の、いわば独立したシステムだと言えます。この意味で言えば、ソーラーパネルを使った自家発電は、より高度な独立システムです。確かにこのような独立システムは、いざという時や災害時には、威力を発揮します。しかし、大がかりなソーラーシステムに投資する前に、もっと身近なもので、すぐに試せる独立電源を確保してみるのはいかがでしょうか。




※注)下記でご紹介する方法は、十分な知識なしに行うと、火災や事故につながり兼ねません。十分に正確な情報を得た上で、DIYの原則に乗っ取り自己責任において実行して下さい。


一番簡単な電源供給として、車のバッテリーを活用することを考えてみましょう。既にキャンプなどで活用している方もいることでしょう。車のバッテリーとは、基本的な仕組みは乾電池と同じですが、容量が非常に大きいという点が違うと言えます。一般的に乾電池が1.5Vであるのに対して、自動車は12Vです。ただし乾電池や家庭用の電源のAC(直流)とは違い、DC(交流)ですから、家庭用電気機器を自動車バッテリーを元に使う場合は、変換器(インバーター)が必要になります。

まず、新しく車のバッテリーを購入するに当たっては、自分の愛車と同型のバッテリーを買っておくと良いのではないでしょうか。40B24Lなどの表記がありますので、それに従って購入しておけば、後で車に流用することも考えられます。ホームセンターなどでは、特売などでバッテリーが非常に安く販売されていることもあります。



●バッテリー利用の独立型非常用電源
・自動車用バッテリー
・DC−ACインバーター
・端子金具
・ケーブル
・ヒューズほか


★写真はDC−ACインバーターの一例。最大消費電力500Wまで使えて、バッテリー直結ケーブル付き。これとバッテリーがあれば、すぐ非常用電源システムが構築できます。乾電池と違って長寿命、大容量なのが魅力です。



※DC−ACインバーターは、使用したい家庭用電気機器のワット数を参考にして購入なさって下さい。ワット数の多い電気機器を使えるコンバーターほど、値段が高くなる傾向にあります。


最近では、車の中で使える電気製品として、TVや掃除機などでDC12Vの規格のものもあります。カー用品店などで販売されている電気製品は、DC12V対応のものが多いはずです。これらは、車のバッテリーからそのまま使うことができるので、電力ロスが少ないというメリットがあります。

家庭用のAC電源の電気製品を使いたい場合は、上記のようにDC−ACコンバーターを接続することで、普通の家電と同じようにコンセントを差し込んで使うことができるようになります。これで、長時間ではありませんが、停電時でも家庭用電気機器を使えるようになります。ライトなども、懐中電灯とは比較にならないほど明るい製品を使えるようになります。用途としては、蛍光灯、テレビ、扇風機などの小電力のものが適しています。

なお使用時間ですが、車を停車させる時に、ライトなどを点けっぱなしにしてしまうと、そのうちバッテリーが上がってしまうのはご存じでしょう。なるべく小電力の電子機器を、必要な時間に限って使うようにしましょう。


以上のようなバッテリー利用であれば、大きな投資をすることなく、比較的簡単に非常用電源を確保できます。



さて、このままではバッテリーを使う一方です。使っているうちに、「もっと長くこの電源を使いたい!」と思ってくるはずです。このままでは充電ができませんので、ソーラーパネルを使って充電する方法をみてみましょう。


ソーラーパネルと言っても、屋根全面に敷き詰める必要はありません。大きめのパネル1枚でも、非常時には十分役立つのではないでしょうか。その他、自家発電の独立システムで必要になるのは下記のようなものです。

●独立型ソーラー発電システム
・ソーラーパネル(100W程度)
・自動車用バッテリー
・充放電コントローラー
・DC−ACインバーターほか


ソーラー充電というのは、受ける太陽光が一定ではないため、発電電圧が一定しません。曇りや夜になってしまうと、発電をやめ逆流してしまう場合があります。昼間は光に当て、夕方にはしまうという手作業が発生してしまいます。そこで、充放電コントローラーというものを使うことで、これを自動的に行ってくれます。初めての場合でも、なるべくこれを導入した方が、実用的に太陽光発電のメリットを享受できるはずです。




※注意
車のバッテリーは、バッテリーは気硫酸を電解液として利用しているため、バッテリー液が外部に付着したり目に入ったりすると大変危険です。またプラス極とマイナス極が不意に直接つながるとショートして発火するおそれもあります。基本的な仕組みは乾電池と同じですが、容量や構造が違うため、正しい電気知識を元に慎重に扱いましょう。

 
▼バッテリートラブルなど、いざという時に役立つ充電器。
 
メルテック(meltec) 充電器 6.5A SC650 
posted by shift-up at 07:30| 092車生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

タイヤ空気圧、溝、サイドウォールを点検していますか?

ひとつには、無用なトラブルを避けるため。もうひとつは、自分の運転のクセをチェックするため。日常メンテナンスのうち、最も大切な項目について、おさらいしたいと思います。それは、言うまでもなく「タイヤ」の点検です。

タイヤというと、黒いゴムのパーツで何の面白味もないと思って、軽視している方がとても多いようです。でも、Shift-UP Clubとしては、タイヤは「毎日乗る前にチェック」することをお勧めします。最低限、タイヤのサイドウォールは、乗車前に毎回確認しましょう。
最初は何を見てよいのかイマイチ分からないかも知れません。しかし、チェックする箇所は単純でOK。むしろ、毎回チェックすることで、時系列の変化を見ることが大切なんです。具体的な点検項目としては下記で良いでしょう。

  • タイヤの溝(小さな厚紙と鉛筆の印でOK)
  • 空気圧、たわみ(目視でもOK、月一で計測・充填)
  • サイドウォール(亀裂や擦れを目視)
  • 小石やガラス片、クギなどが挟まっていないか


このように、毎日のチェックでは目視だけの簡単なものでも結構ですので、「確認する」という習慣付けの方が大切になります。毎日のようにチェックしていれば、必ず変化に気づくようになります。

特 に、前輪や後輪の外側を、縁石に乗り上げてしまった、引っかけてしまったという時は、要注意です。その時の衝撃がが少なかったからと言って点検を怠ってい ると、しばらくしてから突然バーストする、ということにもなりかねません。毎日の点検でサイドウォールを確認していれば、こうしたトラブルは防ぐことがで きます。タイヤは設置面が非常に強い反面、サイド面は薄く弱い構造になっています。たわむという特性上、仕方ないのですが、縁石などにこするとすぐにひび 割れを起こし、浅い傷でもバーストにつながることがあります。サイドウォールの傷を見つけたら、早いうちにタイヤ販売店などにチェックを依頼して、対処を 考えた方が良いでしょう。

このように、一度チェックの癖を付ければ、四輪のうちひとつだけ空気が抜けていたり、溝の減り方が緩やかだったりといった変化にも気づくはずです。

前輪だけタイヤの溝の減りが早いようなら、ブレーキやハンドルの操作をラフに行う傾向があるのかも知れません。FF車の場合は、前輪の負担が多いため仕方ないのですが、余りに後輪との差が激しいようなら、運転の仕方を見直したSnapShot(22).JPG方が良いでしょう。強めのブレーキの時はハンドル操作を控える、下り坂でフットブレーキを使いすぎないなどの対処が考えられます。

FR 車の場合は、前輪の減りが早いようなら、カーブや右左折の際、ブレーキを踏んでしっかりと前に荷重が移ってからハンドルを切るようにします。上り坂の場合 は、よりこのことに気をつける必要があります。同じくFR車で後輪の減りが早いようなら、信号加速などで無理をし過ぎているかも知れません。日常走行で は、タイヤに負担を掛けない程度の加速に留めておいた方がタイヤは長持ちします。

以上は、いずれも基本的な内容ですが、タイヤの状態がいざというときの挙動の差となって現れますから、決して軽視することはできません。特に雨や路面が悪い場所では、タイヤのグリップ力も落ちますから、普段からタイヤの状態には気を配っておくようにしましょう。

「タイヤは家族の命を乗せている」 某社のCMで使われていたこの言葉を、是非いつも思い出すようにしましょう。

posted by shift-up at 16:33| 092車生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

車内消臭〜黒炭や竹炭でタバコ臭を消す

カー用品店などに行くと、炭の力を利用した消臭剤などがたくさん売られています。でも、そのような市販品よりも、直接本当の炭を活用した方法がおすすめで す。その理由は、ひとつには市販の炭入り消臭剤では活性炭を利用していることが多く、実は効果が限定的であること。そしてもう一つは、他に再利用(転用) することができないことです。
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炭 について良く知らない方のために、概要をお知らせしておきます。一口に炭と言っても、備長炭、豆炭、活性炭、竹炭など様々な種類があります。いずれも、目 に見えないほど細かい「細孔」と呼ばれる穴が無数に空いているのが特徴で、これが悪臭や湿気、有害物質などを吸着する効果があると言われています。また備 長炭など、熱すると赤外線を発して料理に最適な温度を保つ効果などもあると言われています。

このように色々な効果が見込める炭ですが、炭の種類には注意を払う必要があります。特に「車の消臭」という目的に絞った場合、有効だと思われるものは限られています。

ま ず「竹炭」と、「黒炭」が有効だと思われます。なぜなら、いずれも湿度の調整作用と、においの吸着作用が特に高いと言われているからです。竹炭と黒炭なら 何でも良いかというとそうではなく、炭焼き時の温度によって効果は異なり、またにおいの原因によっても効果が異なりますので、一概に効果的だと断言するこ とはできません。しかし、試してみる価値は十分にありそうです。

最近は、100円ショップなどでも竹炭などが販売されていますが、昔ながらの燃料店でも一般に販売されています。竹や木の状態そのままに炭化されたものから、細かくパウダー状にされたものまで種類は豊富ですが、好みと使い勝手で選べば良いでしょう。

炭の量は、調湿・消臭の際は一般的に6畳に1kg程度と言われていますので、小型車であればその半分以下の量でも十分でしょう。効果を体感できるかどうかによって後から変えてみましょう。

炭 を不織布などの通気性の良い袋に入れて、車内の湿気が溜まりやすいところ、もしくはにおい通り道となるような箇所に置きます。場合によっては炭の細かいス スが落ちることがありますので、設置時は周囲を汚さないよう注意しましょう。また、湿気やにおいが溜まりがちなトランクに設置するのもおすすめです。車内 ですから、急ブレーキや急ハンドルで転倒しても問題ないように設置する必要があります。

さて、市販の消臭剤ではなく「炭」そのものを使っ た場合のメリットとして、再利用があります。ある程度利用した炭は吸着力が衰えると言われますが、1ヶ月程度を目安に取り出して鍋などで10分程度煮沸 し、天日干しすれば、2〜3回は再利用できます。さらに、消臭・調湿目的の再利用だけでなく、炭風呂として使ったり、ガーデニングの土壌材としても再利用 ができます。

もともと車好きの方には「カーボン」の素材として馴染みの深い炭。その摩擦耐性の強さから、将来的にはミッションやクラッチなどの内部素材にも利用が検討されているそうです。まさに、今の時代にもあった素材が「炭」なのかも知れません。

 

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posted by shift-up at 16:24| 092車生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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