2009年01月23日

MT車の変速


tacho2.jpgAT車では不要な「変速操作」が、MT車では必要になります。そもそも、なぜ変速が必要なのでしょうか。

仮に、1速ギアしかなかったらどうなるのか考えてみます。歯車の大きな1速ギアは、一番力が大きいのが特徴です。力が大きいので、急な坂道でもラクに登ることができます。しかしその反面、スピードはあまり出ません。頑張ってアクセル全開のレッドゾーン(※写真の赤い箇所)まで踏んだとしても、30〜40km程度がせいぜいでしょう(これは車種にもよります)。

反対に、4速や5速といったギアは、パワーがない反面スピードが出ます。スピードが出る、というと「加速が良い」と勘違いされがちですが、違います。どちらかというと、同じ速度を保つことが得意なのです。例えば、オーバートップと呼ばれる5速ギア(車種によっては6速)は、高速道路などでの巡航用です。つまり80km〜100km位の速度を保つために適しているということです(速度幅は、あくまで例です)。

加速だけでいえば、一番力のある1速が一番優れています。つまり「加速=瞬発力」、「スピード=速度保持」ということです。例えるなら、1速や2速といった低いギアは、陸上の短距離選手のようなパワーと瞬発力があり、5速や6速といった高いギアは、マラソン選手のように軽さと一定速度の保持が得意なのです。

低いギア・・・「加速=瞬発力」に優れる
高いギア・・・「スピード=一定速度の保持」に優れる

これら性質の異なるギアを、状況に応じて変えていくのが変速という操作です。ですから、いつでもスタートの1速から順番に必ず5速まで上げなければいけない訳ではありません。急なつづら折りの坂道を登るときは、1速から2速までしか使いませんし、高速道路ではほとんど、4速より上しか使いません。また市街地では主に3速で走ると流れに乗りやすいのです。

なお、こうした変速のタイミングは、エンジン回転との兼ね合いで決めます。今のギアが適正なのかどうかは、タコメータのエンジン回転を見ることによって、知ることができるのです。これは、適正なギアに合わせることで安全に運転したり、燃費を保ったり、小気味の良い運転をする上でとても大切なことです。

この変速タイミングの取り方や、シフト操作の基本的な方法は体系的に身につける必要があります。豆知識のような部分的なコツを寄せ集めるだけでは、スムーズな操作は出来ません。下記のような項目も含めて全て身につけたい方は、ぜひMT車攻略マニュアルをご参照下さい。

  • シフトの入れ方、抜き方
  • ショックの出ないシフトアップの仕方
  • 2種類ある、シフトダウンの仕方
  • タコメータの見方

 

関連ページ:「MT車練習会

●ギアチェンジのタイミング
「どんな時にどのギアが最適なのかイメージができない。」

posted by shift-up at 19:39| 033変速(シフト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MT車の変速


tacho2.jpgAT車では不要な「変速操作」が、MT車では必要になります。そもそも、なぜ変速が必要なのでしょうか。

仮に、1速ギアしかなかったらどうなるのか考えてみます。歯車の大きな1速ギアは、一番力が大きいのが特徴です。力が大きいので、急な坂道でもラクに登ることができます。しかしその反面、スピードはあまり出ません。頑張ってアクセル全開のレッドゾーン(※写真の赤い箇所)まで踏んだとしても、30〜40km程度がせいぜいでしょう(これは車種にもよります)。

反対に、4速や5速といったギアは、パワーがない反面スピードが出ます。スピードが出る、というと「加速が良い」と勘違いされがちですが、違います。どちらかというと、同じ速度を保つことが得意なのです。例えば、オーバートップと呼ばれる5速ギア(車種によっては6速)は、高速道路などでの巡航用です。つまり80km〜100km位の速度を保つために適しているということです(速度幅は、あくまで例です)。

加速だけでいえば、一番力のある1速が一番優れています。つまり「加速=瞬発力」、「スピード=速度保持」ということです。例えるなら、1速や2速といった低いギアは、陸上の短距離選手のようなパワーと瞬発力があり、5速や6速といった高いギアは、マラソン選手のように軽さと一定速度の保持が得意なのです。

低いギア・・・「加速=瞬発力」に優れる
高いギア・・・「スピード=一定速度の保持」に優れる

これら性質の異なるギアを、状況に応じて変えていくのが変速という操作です。ですから、いつでもスタートの1速から順番に必ず5速まで上げなければいけない訳ではありません。急なつづら折りの坂道を登るときは、1速から2速までしか使いませんし、高速道路ではほとんど、4速より上しか使いません。また市街地では主に3速で走ると流れに乗りやすいのです。

なお、こうした変速のタイミングは、エンジン回転との兼ね合いで決めます。今のギアが適正なのかどうかは、タコメータのエンジン回転を見ることによって、知ることができるのです。これは、適正なギアに合わせることで安全に運転したり、燃費を保ったり、小気味の良い運転をする上でとても大切なことです。

この変速タイミングの取り方や、シフト操作の基本的な方法は体系的に身につける必要があります。豆知識のような部分的なコツを寄せ集めるだけでは、スムーズな操作は出来ません。下記のような項目も含めて全て身につけたい方は、ぜひMT車攻略マニュアルをご参照下さい。

  • シフトの入れ方、抜き方
  • ショックの出ないシフトアップの仕方
  • 2種類ある、シフトダウンの仕方
  • タコメータの見方
posted by shift-up at 19:39| 033変速(シフト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月17日

変速(シフト)チェンジはコツがある

「どれがタコ?」

思わず教官に聞いてしまったのは、30代の男性Sさん。

タコメーターはとにかく発進の時に、チラッと見るだけ。

後はスピードメーターさえ、あまり見る余裕がない。

スピードメーターは、分かる。

制限速度を守る為に、見る必要があるから。

だけど、タコメーターは何の為にあるの?



構内の教習では、苦手だった発進で、

何とかエンストしなくなったSさん。

路上に出てから今度は、ギアチェンジが

苦手になりました。

「ガク〜ン」

シフトアップの度に、車が大きく前後に揺れてしまう。

「もっと半クラッチを丁寧に!」

教官が言う通り、自分は本当に半クラッチが

ヘタなんだと思っていました。




「違うじゃないか!」

マニュアル車のマニュアルを見た、Sさんの驚きです。

タコメータの「本当の」使いかたを知った、Sさん。

ギアチェンジだけではなく、操作全体のリズムがわかった。



 

「マニュアル車なのに、運転、スムーズですね」

若葉マークであることを知らない、知人から言われた言葉。

これが、Sさんにとって何より嬉しかったようです。



その、スムーズで楽しいシフト操作のコツは、MT車攻略マニュアルで。

mt_coverpage1.jpg MT車攻略マニュアル

「今日からシフトが愉しくなる!意外なタイミングの取り方」の章で解説しています。

posted by shift-up at 08:44| 033変速(シフト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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